ザ・ブロードウエイ・コレクション・ニュース 2014年3月

ニューヨークにもようやく極地の寒さから解放され、希望溢れる3月がやってきます。平均最高気温は10℃を超え旅行しやすくなる季節となります。もしニューヨークの芸術に関心があれば、パーク・アベニュー・アーモリーで26年目の開催を迎え19世紀から20世紀の傑作や現代作品などのファインアートをフィーチャーしたジ・アートショーをお奨めします。アメリカで最も長く開催されているファインアート・フェアーであり、アート好きには見逃せないイベントです。詳細は http://www.artdealers.org/artshow.html

3月17日ニューヨークで聖パトリックデーのパレードが開催されます!アメリカで最も古く誇り高いアイルランドの伝統パレードが初めて開催されたのは250年以上前、独立記念日よりも14年前の1762年3月17日。沿道を緑のコスチュームで仮装した200万人の観衆が埋め尽くし、聖人聖パトリックの命日をお祝いします。ぜひご家族で緑の仮装で3月17日11時から5時まで5番街にいらしてください。詳細はhttp://nycstpatricksparade.org/

興奮のパレードをご覧になった後は、その足でブロードウエイで公演されているショーをご覧になりさらに興奮してください。ブロードウエイではテレビ、映画で活躍するスター、トニー賞受賞のスターやベテランがブロードウエイのステージを飾っています。例えば「アフター・ミッドナイト」は3月にはトニー・ブラクストン、ケニー・ベビーフェイス・エドモンズを迎え、4月には歌手、女優であり元ミス・アメリカのバネッサ・ウイリアムズをキャストに迎えます。マチルダには 人気絶大のマット・ハリントン、クリストファー・シーバーを夫々ミスター・ワームウッド役、ミス・トランチブル役として迎えます。ウィキッドも2月末からマダム・モリブル役としてトニー賞に2度ノミネートされたメアリー・テスタ等を迎えます。

3月にはリバイバル、新作等、幾つかのショーが初公演を迎えます。

名作レ・ミゼラブルはラミン・カリムロー、ウィル・スエンソン、ケーシー・レヴィ等の素敵なキャストを迎え、久しぶりにブロードウエイに戻ってきます。プレビューは3月1日、本公演は3月23日から。

ハリウッド映画ロッキーはブロードウエイミュージカル作品として3月13日本公演を迎えます。

ベストオリジナル・スクリーンプレイとしてアカデミー賞にノミネートしたウッディ・アレンが監督のギャング物語の名画、ブロードウエイと銃弾がザック・ブラフやブロードウエイのスターを迎え、3月1日からプレビュー、4月に本公演を迎えます。

キャバレーはMC役として1998年最優秀主演男優賞を受賞したアラン・カミング、ブロードウエイデビューを飾るミシェル・ウイリアムズを迎えて3月21日プレビュー、4月本公演でブロードウエイに蘇ります。

最後となりますが、キャロル・キングの半生を描いたブロードウエイの新しいヒット作品ビューティフルが2月に1週間で$901,902.90を売り上げ、スティーブン・ソンドハイムシアター(1034席)での8週間興業作品の記録を塗り替えたことをご報告させていただきます。