Happy New Year! The Broadway Collection News for January
ホリデーもほぼ終わりましたが、2014年のニューヨークは楽しみ方がたくさんあります。タイムズスクエアのウオーターフォード・クリスタルボールの落下を観ずに新年を迎える方には、ニューヨーク・ロードランナーズ主催のエメラルド・ナッツ・ミッドナイトランという新年を知らせる花火とともに零時にスタート、セントラルパークを4マイル(6.4キロ)走るニューヨーク伝統のイベントに参加して新年を祝ったり、もっとお祭り気分を楽しみたい方は2月23日まで開催されているグランド・セントラル駅の第12回ホリデー・トレイン・ショーや、1月7日まで飾られているロックフェラーセンターのクリスマス・ツリーを見に行くなんてチョイスもあります。
お休み気分が抜けた方は1月中公演されているメトロポリタンオペラで悲劇の三部作のひとつである「蝶々夫人」や、喜劇的な「愛の妙薬」等のイタリア古典オペラを楽しまれてはいかがでしょう。「蝶々夫人」は世界で最も公演されているオペラの第7位、「愛の妙薬」は第13位の作品です。公演スケジュールはこちらでご確認下さい。
http://www.metoperafamily.org/metopera/season/index.aspx?nav=top
まもなくスーパーボウルのシーズンが到来、世界的にNFLの人気が高まっており、近い将来アメリカンフットボールが皆さんの国にやってくるかもしれません。それまではスーパーボウルをここブロードウエイで1月31日から2月1日に開催されるスーパーボウル・ブルバードでお楽しみください。ヴィンス・ロンバルディ・トロフィーと写真を撮ったり、トボガンそりに乗ったり、サインをもらったり、このインタラクティブ・フットボール体験の楽しみ方はいろいろです。詳細はこちらでご確認下さい。 http://www.nycgo.com/superbowl
最後に、ホリデーシーズンの後にリーズナブルなニューヨークへの旅行を考えている方には1月はホテルやショップもバーゲンでパーフェクトな時期と言えます。ご旅行のお得情報はこちらでご確認下さい。 http://www.nycgo.com/hotels
ブロードウエイニュース・・・
ブロードウエイ・インバウンドとブロードウエイ・コレクションのポートフォリオに新年には「アフター・ミッドナイト」、「マディソン郡の橋」、「キャバレー」と3つのショーが加わります。
「アフター・ミッドナイト」はデューク・エリントンの偉大なる曲やハーレム黄金時代の曲をフィーチャーした音楽満載のショーです。11月3日にブルックス・アトキンソン・シアターで初演を迎え、現在はアメリカン・アイドルに優勝したファンタジア・バリーノとシンガー・ダンサー・アクターのデュレ・ヒルがヘッドラインを飾っているが、2月9日にファンタジア・バリーノが離れると、2月11日から3月9日はK.D.ラング、3月18日から30日はベビーフェイス&トニー・ブラクストン等、次々にゲストスターを迎えます。
ロバート・ジェイムズ・ウオラーの同名のベストセラー小説をベースにした「マディソン郡の橋」は写真家ロバート・キンケイドと彼の人生を変える農場の主婦フランチェスカ・ジョンソンとの4日間の禁じられた愛の物語です。この禁じられた愛の物語は1月17日からシェーンフェルド・シアターでプレビューを迎え、2月20日に本公演となります。
クリストファー・イシャーウッドの短編集「ベルリン物語」をベースに、カンダー&エブの楽曲をフィーチャーした「キャバレー」はナチスの支配が強まる1931年の場末のナイトクラブでの物語の作品です。若いイギリス人歌姫と作家志望のアメリカ人が恋に落ち、キャバレー「キット・カット・クラブ」ではMCの卑猥な司会を続きます。スタジオ54で3月21日からプレビュー、4月24日から本公演となります。
さらにブロードウエイでは・・・
2013年のトニー賞ミュージカル・ベストアクター部門賞を受賞したビリー・ポーターが「キンキー」との契約を2014年7月まで更新。
エミー賞、ゴールデングローブ賞にノミネートされたアニー・ポットが1月21日から「ピピン」のバース役として参加。トニー賞に4回ノミネートしたトバ・フェルドシュがバース役を務めるのは1月19日が最終日となります。
4月10日にプレミアを迎える新ミュージカル「ブレット・オーバー・ブロードウエイ」は3度トニー賞にノミネートされたマリン・マッジー(パッション、ラグタイム、キス・ミー・ケイト)がヘレン・シンクレア役に配役となることを発表。
「モータウン」がダブルプラチナに輝きました。さらに「ベスト・ミュージカルシアター・アルバム」カテゴリーで2014年グラミー賞にノミネート。「モータウン」はノミネートされている3作品のひとつです。
最後に、「ブック・オブ・モルモン」が記録更新を続けています。12月8日の週には$1,877,347を売上げ、ユージーン・オニールシアターの12月の興行記録を塗り替えました。